2022電話応対コンクール

新潟・下越ブロック大会

要項

競技方式 録音審査方式
競技収録日 2022年8月22日(月)~26日(金)
審査日 2022年9月14日(水)
主催 公益財団法人 日本電信電話ユーザ協会
新潟・白根地区協会、県央地区協会、佐渡地区協会、新発田・村上地区協会、阿賀地区協会
後援 NTT東日本 新潟支店
テルウェル東日本株式会社 新潟支店
大会役員 大会会長 廣田 幹人(新潟・白根地区協会 会長)
大会総括部長 小林 栄一(ユーザ協会新潟支部)
結果発表日 2022年9月15日(木)10:00

入賞者一覧

審査委員長講評

新潟・下越ブロック大会審査委員長講評(2022.9.14)

審査委員を代表して、講評を述べたいと思います。

新潟・下越ブロック大会は非常にレベルが高いという印象を受けました。
そして今回の内容は、スクリプトを作るときに、加えるところや、差し引くところが無い、差のつきにくい内容だったと思います。

だからこそ、気になるところは、「音声表現」や「声の力」だったと思いますが、
「声の力」では、内容が良くても声に力がないと説得力に欠ける、ささやき口調の方は、
やはり少し弱さが感じられました。

それから、せっかくスクリプトを作ったとしても、その通りに読んでいては、伝わりにくいので、普段のしゃべり口調に変換できていることも大切なことだと思いました。
間合いが良くてスピード感がある、つまり、リズムのいい人だと思いますが、これは、とても聞きやすくプラスになったと思います。逆に言いますと、「間」を恐れて、その「間」を埋めるために、相手の方と言葉が重なってしまう、ということが若干あったかと思います。言葉が重なるというのは、相手の話を聞いていない事が一つと、もう一つは、自分の間を埋めなければという気持ちが過ぎると、自分のペースでちょっとまくし立ててしまうような形になっている。そんな方も少し見受けられました。

また、プラスの得点になる中で、「情報量の多さ」というのは、やはり「プラス」ではなかったかと思います。スクリプトに差が出にくいので、ちよっと「気が利いている一言」があるといいなと思いました。ただ、逆に、その何かを加えなければいけないということで、そこは要らないのではないか、過剰ではないか、というところもあったりしたので、バランスが難しいと思いますが、普段から、どういう風な話し方をしているか、どのような丁寧な言葉を使っているか、敬語を使っているか。これから県大会があって、その後、全国大会になりますと、ますます「普段から」、ということが重要になってくると思いました。
なので、この先は、「声の出し方」というものにも注意をしていただければと思います。

毎回、思うのですが、この人は、笑顔でお話しているな、ちょっと真剣にスクリプトを見ていて、眉間にしわが寄っているな、という風に声に表情が表れるものだと思います。できるだけ、「明るく」、「やわらかく」、そして、「丁寧な声」で、応対していただければと思いました。

以上です。

2022年度電話応対コンクール
新潟・下越ブロック大会 審査委員長
株式会社 新潟放送
 石塚 かおり