
新潟・下越ブロック大会
要項
競技方式 | 録音審査方式 |
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競技収録日 | 2023年7月24日(月)~28日(金) |
審査日 | 2023年8月24日(木) |
主催 | 公益財団法人 日本電信電話ユーザ協会 新潟・白根地区協会、県央地区協会、佐渡地区協会、新発田・村上地区協会、阿賀地区協会 |
後援 | NTT東日本 新潟支店 テルウェル東日本株式会社 新潟支店 |
大会役員 |
大会会長 廣田 幹人(新潟・白根地区協会 会長) 大会総括部長 小林 栄一(ユーザ協会新潟支部) |
結果発表日 | 2023年8月25日(金)10:00 |
入賞者一覧
審査委員長総評
新潟・下越ブロック大会審査委員長総評(2023.8.24)
審査員の皆の思いをお伝えしたいと思います。
キーワードとなるのは 「安心していただけるか」 と言うことと 「信頼してもらえるか」 ということだと思います。では、どうすれば?ということが「問題点」だと思います。
その為に、「音声表現」がしっかりしている、「音声表現」と言うと少しアバウトなのですが、例えば、「声の強さ」で「あっ、この人だったら任せられるな」と感じることがあると思いますし、「語尾」の感じだったり。特に「語尾」は非常に難しいと思いますが、伸ばし気味だったり、雑だったり、という方に対しては、何となく「信頼感」は持ちにくいと思います。そこは気をつけていただきたいのと、 「相槌」 も同じことだと思います。
「聞いてくれている相槌」 なのか、それとも 「適当に言っている相槌」 なのかが分かってしまう。そこで「信頼感を得るか損ねるか」になると思います。そこはやはり大きいことだと思います。例えば語尾で、伸ばしたり、雑であったりとありますが 「何々ですか」 と聞く時の 「何々ですか」 の「語尾」がちょっと強いだけで、ものすごく高圧的に感じたりとか、言い回しだけでなく 「語尾」 だけでも、そんな印象を与えてしまうことを心に留めておいていただきたいと思いました。
スクリプトで『これとこれを質問するぞと』決めていて、それを項目に書いていて、お相手が何て言おうとその質問をされる方が多かったように思います。その質問に対してどんな答えをしてくださるか、その答えによってまた質問も変わってくると思うので、そこも一つポイントかなと思いました。
今回のお題は 「こちらからお電話をかける」 ことがポイントだと思うので、第一印象が非常に大きくて、その第一印象の入り口で、「感じが良い方だな。ではこの人の話を聞こう!」、「なんかちょっと・・・何だろうこの電話?」と思われる二つがあると思いますが、 最初に、「社名を丁寧に言うこと」、それから、「今回申込んでくれた事のお礼を素直に言えること」、そして、「なぜ、電話をしたのかを簡潔に伝えることが出来ること」だと思います。そうしないと、この人は何のために電話をかけてきたのか、最初から身構えられてしまうところがあるので、そういう入り口も重要だと思いました。
毎回コンクールで皆さまにお伝えするのは、やはり、日頃のお仕事で電話応対をやっていらっしゃる方もいますし、電話に出るということは、その企業の顔ということなので、とても大切な『企業の印象』を与えます。順位よりも今回の経験を生かし、コンクールに出ることによって、日頃「会社の顔としてどんな風に接することができるんだろう」と、勉強の一つにしていただければと思いました。
以上です。
2023年度電話応対コンクール
新潟・下越ブロック大会
審 査 委 員 長