2022電話応対コンクール

新潟県大会

要項

競技方式 録音審査方式
競技収録日 2022年9月28日(水)~2022年9月30日(金)
審査日 2022年10月5日(水)
主催 公益財団法人 日本電信電話ユーザ協会 新潟支部
後援 総務省 信越総合通信局
一般社団法人 新潟県商工会議所連合会
NTT東日本 新潟支店
株式会社ドコモCS 新潟支店
テルウェル東日本株式会社 新潟支店
大会役員 大会会長 廣田 幹人(本部評議員 新潟支部長)
大会副会長 山村 雅隆(新潟支部 副支部長)
大会副会長 小島 啓一(新潟支部 副支部長)
審査部長 小林 栄一(新潟支部 事務局長)
結果発表日 2022年10月6日(木)10:00

入賞者一覧

審査委員長講評

新潟県大会審査委員長講評(2022.10.5)

さすが県大会、レベルが高かったと思います。皆さま頑張って下さいました。

地区大会と大きく違っていたのは、スクリプトを事前に作り、それを一生懸命練習するだけではどうにもならない、県大会の内容だったと思います。

今までの地区大会では、ある程度スクリプトを作って、それを出来るだけ滑らかに、出来るだけ分かり易く、出来るだけ聞き取りやすい声でしゃべる練習を皆さん一所懸命にやったと思いますが、今回、準備のしようがない分、その場で実力が試されてしまい、いかに、日常でどのような言葉使いをしているのか如実に表れてしまった内容だったと思います。そういう意味では、やはり、普段から電話応対に慣れているレベルの方々にとっては有利だったと思いますし、逆に、この大会を、会社に入られたばかりで、研鑚の一つとして、経験の一つとして、おやりになっている方にしてみると、かなりハードルの高い内容だったと思います。ただ、全国大会に行くと、もっとハードルが高いと聞いておりますので、県大会がこうであるというのは、その一つの通過点だと思いますので、日常での言葉遣いがどうなのか、尊敬語、謙譲語がしっかりと使われているのかどうなのか、こういったところにも差がでたと思います。そして、今回やはり地区大会でもそうですが、情報を正しく伝えることができているのかどうなのか、聴き取ることができているのかどうなのか。ここは非常に大きかったと思います。

最後に、なんとなく感じの良いしゃべり方の人っていらっしゃると思いますが、内容だけでなくて、なんとなく口調が強く、もったいないな、という方もいらっしゃって、その「口調が強い」はどういうところに表れるのか。例えば、「語尾が強い」というのは分り易いと思いますが、ただ審査員の中でもお話がありましたが、「鼻濁音」、これは、県大会なのでお伝えすると、音声表現の中で、「鼻濁音」、「無声化」、二つの大きなハードルがありまして、新潟の方って「鼻濁音」はすごく不得意なのですが、場所によっては、何の訓練をしなくても鼻濁音が出来る地域の方がいらっしゃいます。ところが、「にいがた」は、「にい(強く言う)た」、と言いがちで、鼻濁音ができると全体的な言葉がものすごくやわらかく聞こえます。「何々(強く言う)」、と「何々(鼻濁音)」、と全然違うように、それが出来ていると全体的に丸みを帯びたしゃべり方になりますし、出来てないと、全体的に強いイメージになります。すごくささやかなことですが、それが出来るか出来ないかで、随分と聞き心地が違います。あともう一つは、「無声化」が出来ている、これはすごく難しくて、無声化が出来てない人に無声化を出来るようにするのは、非常に難しいのですが、無声化は何かと言えば、例えば、「ひととき」という言葉があるとします。この「と」は、「と」に「お」つけると、「とぉ」になるけど、例えば「つ」も、「つぅ」となります。それも普通に無声化ではないと「つぅ」になるのですが、ちょっと難しいですけど、その無声化じゃない「つぅ」が続くと、言葉自体がたどたどしく聞こえてしまいます。

外国人の方が、日本の言葉を勉強されて「無声化」がない国の方がしゃべると、たどたどしく聞こえるのと一緒で難しいのですが、全国大会までにそれをやるのはハードルが高いと思います。ただ、来年までの間に、「無声化」ってどうやるのだろう、「鼻濁音」はどういうふうに出すのだろうと、頭の中に置いておくと、全体的な聞き心地がとても良くなるのかなと思います。それは専門的なところで、私自身もどうやってお伝えすればいいのか難しいところではあるのですが、その辺を、個々人の何かの研修の時に、聞いていただきながらやると、聞こえ方、聞き心地が随分違ってくると思いました。

そして、いつも言うのですが、だいたいこの方どういうお顔をしてしゃべっているのか、声を聞いて想像できるのです。「なんか不安そうなお顔をしているな」とか「戸惑っているな」、というのも分かってしまいますし、「安心してこの人、私の話を聞いて下さっているな」「そういう表情しているな」というのも声で分かってしまいます。なので、しっかりとその人に寄り添うようなお話の仕方、聴き方をすればそういう表情になり、声もそういう表情になるのかなと思います。

以上です。

2022年度電話応対コンクール
新潟県大会 審査委員長
株式会社 新潟放送
 石塚 かおり